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お知らせ

熊本地震とこころのケアフォーラムを開催しました

2017年12月28日 更新

 熊本地震から1年半が経過いたしました。「熊本こころのケアセンター」もお陰様で開設から1年余の節目の時を迎えております。
 平成29年12月17日、地震直後から子どものこころのケアに携わってきている「熊本県子ども未来課」との共催というかたちで、1周年記念フォーラムを開催しました。

午前の部では、講師に兵庫県こころのケアセンターの亀岡智美副センター長兼研究部長をお迎えし、「災害復興期の家族支援」の演題で基調講演をしていただきました。
 児童青年期精神科医であり、トラウマ関連障害の臨床を専門とされる先生は、阪神・淡路大震災の経験を契機に、トラウマ(心的外傷)やPTSD(心的外傷後ストレス障害)などのこころのケアに取り組んできておられます。
 熊本の実情を踏まえ、被災後のストレス/トラウマ反応から説き起こし、阪神・淡路大震災の経験(小中学生に及ぼした影響、生活再建の道筋)から、復興期の精神保健に重要なこと、支援の実際のポイント等について、多くの示唆に富んだお話を伺うことができました。
 
  午後はふたつの分科会に別れ、「子どものこころのケア」について、「熊本地震での取り組み」について、それぞれの支援団体からこれまでの活動報告がなされました。熱のこもった報告、質疑が続き時間も超過しましたが、これからの適切な支援方法を学び、今後の支援のあり方を考えていく上でまたとない機会になったように思います。